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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 4K ULTRA HD & ブルーレイセット(通常版) [4K ULTRA HD + Blu-ray]

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登録情報

  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 25 x 2.2 x 18 cm; 100 g
  • EAN ‏ : ‎ 4547462123046
  • 監督 ‏ : ‎ クエンティン・タランティーノ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 4K
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 41 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/10/21
  • 出演 ‏ : ‎ レオナルド・ディカプリオ, ブラッド・ピット, マーゴット・ロビー, アル・パチーノ, ダコタ・ファニング
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 販売元 ‏ : ‎ Happinet
  • ASIN ‏ : ‎ B08L749GM5
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 3,473個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
3,473グローバルレーティング

この商品をレビュー

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お客様のご意見

お客様はこの映画の面白さを高く評価しています。何度見ても面白く、飽きない展開で最後まで楽しめたと好評です。タランティーノ作品らしさがあり、奥行きのある作品だと感じています。ディカプリオやブラピの演技が秀逸で、ヘンテコな役もこなされるため、観客を癒す内容になっているようです。また、映像についても満足度が高く、特にラストの爽快感については満足している声があります。全体的に、タランティーノ作品の味わいと魅力が高いと評価されています。一方で、ストーリーやサスペンスについては意見が分かれているようです。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

117人のお客様が「面白さ」について述べています。99肯定的18否定的

お客様はこの映画について、何度見ても面白く、飽きない展開だと評価しています。タランティーノ監督の遊び心が随所に散りばめられていて、お気楽アクション映画のテイストが心地よいと感じています。ストーリーも面白く、最後まで楽しめたという声が多くあります。また、ブラピのファッションや70年テイストが心地良いと好評です。最後にアクションが圧巻で、心の底から精神が洗われる想いを経験できると期待されています。背景となる時代の描写を楽しめたという意見もあります。

"...鑑賞意欲を強く刺激された。 ディカプリオとの掛け合いは何度観ても面白い。とりわけ、スタントマンとしての仕事も十分ではない クリフは、経済的に、より厳しい生活を強いられており、..." もっと読む

"...特に、マーゴー・ロビー演じるシャロン・テートが自身が出演した映画を観に行き、まわりの観客の反応に対し、心から嬉しそうに微笑む場面がとても良いです。 心がほんわか温かくなる大好きな場面です。..." もっと読む

"...ただ、前情報が無くともリック・ダルトンが完璧に悪役を演じきったシーンは良かったです。 また、ラストの火炎放射器のシーンも笑ってしまいました。" もっと読む

"めっちゃ面白いw" もっと読む

90人のお客様が「映像」について述べています。81肯定的9否定的

お客様はこの映画について、以下のように評価しています: 映像がかっこよく、音楽やファッションもカッコよく、奥行きのある作品だと感じています。特に、レオの演技がかっこいいと好評です。また、細部に神が宿っているような面白さがあり、ハリウッドの映画製作の世界もこんな感じだったのかと思わせる演出で、タランティーノ映画の集大成として優しさに満ちた作品だと評価されています。一方で、毒というか個性が薄いという指摘もあります。

"タランティーノ映画の集大成でありながら、優しさに満ちた作品です。 特に、マーゴー・ロビー演じるシャロン・テートが自身が出演した映画を観に行き、まわりの観客の反応に対し、心から嬉しそうに微笑む場面がとても良いです。 心がほんわか温かくなる大好きな場面です。..." もっと読む

"...ヒッピー全盛のアメリカのこの時代の雰囲気が格好良く、ストーリーはわかり易いですし後半の痛快さも気持ちよかったです。最後のシーンはいつものタランティーノ映画な感じでした。..." もっと読む

"Once Upon a Time in... Hollywood、大好きなタランティーノ作品ですが、いつもの毒というか個性が薄いかも。..." もっと読む

"まずは吹き替えで鑑賞。 タランティーノ映画を日本語音声で見るのは DVD『レザボア・ドッグス』の聞くに堪えない日本語吹き替えを途中でヤめて以来。 最寄りのT◯HOシネマズで一回見たっきりでははっきりしなかった..." もっと読む

48人のお客様が「キャスト」について述べています。48肯定的0否定的

お客様はこの映画について、以下の評価をしています。レオナルド・ディカプリオの演技が秀逸で、ブラッドピットとディカプリオの名演を高く評価しています。タランティーノのような世界観があり、劇的なアクションシーンやカメラワークも好評です。また、俳優陣の安定した演技と丁寧な演出が評価されています。一方で、内容が今一つで感動しないという意見もあります。特にリック・ダルトンが悪役を完璧に演じきったシーンは面白かったようです。

"...ただ、前情報が無くともリック・ダルトンが完璧に悪役を演じきったシーンは良かったです。 また、ラストの火炎放射器のシーンも笑ってしまいました。" もっと読む

"友情、パロディ、活劇、60年代の車、ディカプリオの演技、ブラッドピットの爽やかさ、お楽しみ満載の2時間40分、最後のオチが実際の事件と違う展開でホッとした。さすがのタランティーノ作品でした。" もっと読む

"...あとは、サントラが良かった。 そして、ブラッド・ピット! あんた最高だよ!" もっと読む

"...それくらい演技が凄まじいです。 舐めてた過去の自分を殴りたいくらい大好きになりました。 ランサー牧場でのリック・ダルトンは何度見ても凄い。ダメ俳優に見えてましたが、メンタル強いじゃん、演技も凄いじゃんって目が離せなくなります。 勿論、ディカプリオだけじゃないです。..." もっと読む

21人のお客様が「雰囲気」について述べています。21肯定的0否定的

お客様はこの映画について、優しい気持ちにさせると評価しています。70年代のテイストが心地よいという声が多くあります。また、ブラッドピットの爽やかさや、レオ様の落ちぶれ感がいい感じだと感じています。エンディングも心地よく、後半の痛快さも楽しめると好評です。全体的に、タランティーノ映画の雰囲気を高く評価しており、リラックスしてゆったり観れるとの声があります。

"...ディカプリオ演じるリック・ダルトンが渾身の名演技をした後、涙を浮かべるシーンや、ラストシーンなど、本作は全体をとおしてホンワカ心が温かくなる場面が多く、タランティーノらしからぬといっては失礼かもしれませんが、とても良い感じに仕上がっています。..." もっと読む

"...パッとしない俳優の浮き沈みし易い性格や、ブラッドピット演じるスタントマンの芯のブレない所、性格が正反対の2人の仲の良さなど、ふふっとなったり微笑ましかったりで楽しめました。" もっと読む

"友情、パロディ、活劇、60年代の車、ディカプリオの演技、ブラッドピットの爽やかさ、お楽しみ満載の2時間40分、最後のオチが実際の事件と違う展開でホッとした。さすがのタランティーノ作品でした。" もっと読む

"おもしろかった。最後の結末にタランティーノ監督の愛を感じた。妙な納得した。" もっと読む

15人のお客様が「タランティーノ作品」について述べています。15肯定的0否定的

お客様はこの映画について、タランティーノの凄さを高く評価しています。パルプフィクションぶりと演出に細やかな配慮があり、タランティーノ監督の最高傑作だと感じています。ディカプリオやプラピの演技力も高く評価されており、タランティーノファンは是非観てほしい作品だと考えています。また、コミカルさとワイルドな魅力が魅力的で、ブラッド•ピットの演技も素晴らしいと好評です。

"タランティーノ監督らしい演出といえるが、やはり私的にはラストの バイオレンスのシーンが不快で後味悪いです。デカプリオとブラピによる 豪華共演のこの作品で、下品なバイオレンスシーンの演出って映画的には 邪魔ですね。..." もっと読む

"流石タランティーノ監督。最後まで楽しめました!" もっと読む

"...シャロン•テート事件を背景にした、観て楽しい映画です。 ブラッド•ピット、カッコ良いです。" もっと読む

"たぶん一生観れない!でも面白そう!いいな!" もっと読む

11人のお客様が「味」について述べています。8肯定的3否定的

お客様はこの映画のブラピの味を高く評価しています。ブラピがカッコ良く、タランティーノを味わう映画だと感じています。また、西部劇愛が溢れ出しており、ブラピがカッコ良いと好評です。

"封切館で観てディスクで再会。 ヒッピー・コミューン,往年のヒット曲,お気楽アクション映画など70年テイストが心地よい。 ブラピいい味出してる(「フューリー」よりよっぽど)し何よりタランティーノの西部劇愛が溢れ出している!縁側でレオ様と少女が会話するシーンが美しいなぁ…" もっと読む

"...と言いそうになる。それに比べクリフ(ブラピ)は、トマトジュース?にセロリの丸かじり。風に吹かれる葦のような折れることのない様。二人の対比が味があり、そして、当然カッコイイ。" もっと読む

"ラストシーンが残酷で後味が悪かった。" もっと読む

"さすが、2大スター、味のある映画でした。60年代の雰囲気が出ています。ラストの終わり方も事実とは異なり、ホットできます。良い映画です。" もっと読む

23人のお客様が「ストーリー」について述べています。11肯定的12否定的

お客様はこの映画について、予習した上で鑑賞することをおすすめしています。タランティーノの作品では一番理解できたと評価されています。また、過去の映画の名場面やエピソードが挿入されており、クスッとできる場面が満載だと感じています。一方で、一部のお客様はストーリーについて意見が分かれています。わけのわからない作品で、タランティーノ好きには合わないという指摘もあります。また、ディカプリオが好きな方にも楽しめる内容ではないようです。

"あまり意味が判らない映画でした。" もっと読む

"...ヒッピー全盛のアメリカのこの時代の雰囲気が格好良く、ストーリーはわかり易いですし後半の痛快さも気持ちよかったです。最後のシーンはいつものタランティーノ映画な感じでした。..." もっと読む

"最後は やっぱりタランティーノ監督の作品だな と思わされました。 ただ、マーゴットロビーの役がよくわからなかった。" もっと読む

"...結果とても楽しめました。予習してから見ないと駄目です" もっと読む

8人のお客様が「サスペンス」について述べています。5肯定的3否定的

お客様は、この映画のサスペンスについて意見が分かれています。素晴らしいと評価し、見応えがあると感じています。風刺も利いているため、アクションシーンやカメラワーク、ギャグも良いという声があります。一方で、カットが長すぎることや、サスペンスを上手く作れていない点については不満の声があるようです。また、ラストのバイオレンス・シーンについてもマイナスな印象を与えているようです。

"...聞き分けのいいタランティーノ作品ははっきり言って魅力ゼロです ただ本作のレオとブラピの相性の良さは画面から伝わってくるものがあり見応えありました 2人が時代設定に追いつかず滑稽に見えるって所を面白がれば面白い映画なんだと思います" もっと読む

"...そのブルース・ダーンに会いに行くシーンは西部劇の乗り込みみたいでちょっとおもしろいが肩透かしに終わる。その割にはカットが長すぎる。サスペンスを上手く作れていない。それがまたラストのバイオレンス・シーンを盛り上げるどころかマイナスとなっている。現実ではポランスキー邸にヒッピー集団が行くからな。..." もっと読む

"映像はキレイ、60年代テイストもファッショナブル、音楽がなにより最高、役者も揃っている、風刺も利いているし、アクションシーン、カメラワーク、ギャグもいい。しかしだ。括目するシーンはいくつかあるのだけど、全体の展開のリズムが悪く、ダラダラ感が強い。..." もっと読む

"火炎放射器最高です。ダラーっと続き突然始まるタランティーノ節。" もっと読む

ブラピファンなら絶対観るべき!
星5つ中5つ
ブラピファンなら絶対観るべき!
レオとブラピの初共演で、監督はタランティーノとか観るしかないと思い、映画館で観賞しました。 2時間40分と長めですが、それが気にならないぐらい素晴らしい映画でした。 60年代のアメリカを再現されており、カメラワークや派手な演出等タランティーノ監督らしさが全開でした。 自分はブラピの大ファンなのですが、ブラピ好きな方は特に観たほうが良いです。 最初から最後までブラピがかっこ良かった。 Blu-rayでも何回も観てます。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年3月5日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ありがとうございました
  • 2023年3月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    【あらすじ】

    俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、かつて西部劇を中心に活躍した
    テレビスター。

    リックの親友で専属スタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)ともども、
    今ではカウンター・カルチャーを震源とした時代の波に取り残され、
    落ち目になりつつある状態。

    隣には、彼らとは逆に時代の波に乗って人気上昇中の映画監督ロマン・ポランスキーと
    その妻で売り出し中の若手女優シャロン・テートが引っ越してくる。

    1969年2月8日、リックは西部劇通の映画プロデューサー・マーヴィン・シュワーズ(アル・パチーノ)
    から、イタリアの西部劇映画への出演を勧められるが、
    ハリウッドスターとしてのプライドが邪魔をして、リックはその誘いに拒絶反応を催し、
    屈辱の涙さえ流す。

    1969年2月9日、リックから撮影中に家のアンテナを修理しておくように依頼されたクリフは、
    屋根の上から、ポランスキー邸の前で車を停車させ、ポランスキー邸に出入りしている
    シャロンの元恋人で友人のジェイ・シブリングと言葉を交わす見知らぬ男(チャールズ・マンソン)
    を目撃する。男は「“テリー”を探している」と言う。ジェイが
    「ここは1ヶ月前からポランスキーの家だ」と返すと男は去っていった。

    若手俳優ジェームズ・ステイシー主演のテレビ西部劇『対決ランサー牧場』に
    悪役として起用されていたリックだったが、
    監督からこまごまとした外観上の注文を付けられたうえ、
    テレビ映画の演技を超えろと檄を飛ばされて困惑する。

    さらに、前夜の深酒の影響で数度にわたり台詞を忘れるという失態を犯したものの、
    気合いを入れ直した後に撮った酒場でのシーンでは、
    往年のスターとして会心の演技を全うする。

    休日を1人で過ごしていたシャロンは、ショッピングの帰り道に自身の出演作である映画
    『サイレンサー/破壊部隊』が上映されている映画館の前を通りがかったときに、
    自身の名がクレジットされたポスターを目の当たりにして気を良くし、
    受付係にこの映画の出演者であることを告げて館内に入り、
    自分の演技への客の反応を見て満足気な笑みを見せる。

    一方、リック邸のアンテナ修理を終えたクリフは、ヒッチハイクをするヒッピーの少女
    プッシーキャットをピックアップする。
    プッシーは行き先を「スパーン映画牧場」と告げるも、クリフにとって馴染みの撮影所であった
    牧場について彼女が「仲間と暮らしている」と語ったことに違和感を覚え、
    牧場主のジョージ・スパーンに挨拶するためという口実で牧場を訪れる。
    牧場には数多くのヒッピーが居ついており、ジョージとの再会を果たしたものの、
    彼は両目を失明した上、記憶も混濁している状態で軟禁されていた。
    牧場は「チャーリー」という人物を崇拝するヒッピー集団のコミュニティとなっていた。

    半年後の1969年8月8日、リックは妻のフランチェスカとクリフと共に
    ロサンゼルスへ向かう飛行機に搭乗していた。『対決ランサー牧場』への出演後、
    リックはイタリア映画への出演を決意し、クリフと共におよそ半年間のイタリア生活を
    過ごしていたのだった。半年の間に出演した4作品はいずれもイタリア国内でヒットし、
    2人はある程度の成功を収めていた。

    ロサンゼルスに着いた2人は街のレストランで食事を共にし、深夜(明けて8月9日)、
    泥酔してタクシーにてリック邸に帰宅した。

    ポランスキーとの子を身ごもっていたシャロンは、大きく膨らんだお腹を抱えながら
    ジェイら友人と共に街のレストランで食事を摂り、その後夫の留守を理由に
    彼らを自宅に招いた。

    クリフが愛犬のブランディの散歩に出た後、リックが追加のマルガリータを作ろうと
    キッチンに立った頃、4人の男女を乗せた一台の車がシエロ・ドライブに現れた。

    リック邸の前に停車した車のエンジン音に苛立ったリックは4人を恫喝し、
    その勢いに気圧された4人は足早にその場を後にした。
    「チャーリー」からの命令により旧テリー・メルチャー邸に住む人物(即ちシャロンら)
    の殺害を企てていた4人であったが、
    自分たちを恫喝した人物がリック・ダルトンであることに気づくと、
    「リック・ダルトンのような殺人を演じた西部劇スターこそが自分たちに殺人を教え込んだ
    張本人である」「殺しを教えた奴らを殺そう」と標的をリックに変更する。

    マンソン・ファミリーがリック邸に押し入ると、
    ちょうど散歩から帰宅したクリフとブランディが彼らを迎えた。
    ファミリーのリーダー格の男テックスはクリフに銃を向け、
    奥の部屋で寝入っていたフランチェスカもナイフを突きつけられる。しかし、
    クリフがブランディに対して合図を出すと、ブランディはテックスの腕に噛みつき、
    クリフも怯んだファミリーを容赦なく袋叩きにする。
    1人プールで酒と音楽に浸っていたリックだったが、
    クリフとブランディから攻撃を受け半狂乱になった女がプールに飛び込んでくる。

    手にした銃を四方八方に乱射する女に対し、リックは過去の出演作で使用した
    小道具の火炎放射器を取り出し女を焼いて制圧した。

    やがて警察と救急隊が駆けつけ、ファミリーの遺体と負傷したクリフを搬送、
    リックとフランチェスカは事情聴取を受ける。クリフを見送りその場に佇むリック。

    騒ぎを聞きつけやってきたジェイがリックに声をかける。シャロンもリックの身を案じ、
    他の友人と共に自宅へ招き入れるのであった。

    【感想】

    本作品は下に挙げるような幾つかの魅力的な要素と不快な要素によって構成されている。
    それら相反する要素は密接に絡み合っているため、切り離す事が出来ない。
    この映画作品が孕んでいる不快な要素から目を逸らすことはできないが、
    リアルタイムで観ている間は重層的な幾つもの魅力が波のように押し寄せてくるのを
    感じ取る事が出来る。

    ○キャスティング
    主役と準主役に割り当てられた、「実像とは真逆」の役どころに興味をそそられる。
    本作でキャリア初のアカデミー賞助演男優賞を獲得したブラッド・ピットの公開時の年齢は55歳。
    レオナルド・ディカプリオが演じる落ち目のテレビ俳優の、専属スタントマンという役には、
    鑑賞意欲を強く刺激された。

    ディカプリオとの掛け合いは何度観ても面白い。とりわけ、スタントマンとしての仕事も十分ではない
    クリフは、経済的に、より厳しい生活を強いられており、
    零落しつつも邸宅での生活を維持しているリックの屋敷から住居としているトレーラーハウスへ向け、
    年季の入ったクルマで闇夜に疾走するクリフの荒んだ横顔、また、
    ピットブルと共に寝起きするトレーラーハウスの内部に映し出される生活空間は、
    ニオイさえ漂ってくるような生々しさを晒しており、強く記憶に刻まれた。

    一方、ディカプリオ演じるリック・ダルトンは、テレビドラマの主演を務め人気が出たものの、
    絶頂期が過ぎ悪役のオファーしか来なくなった俳優。アルコールの過剰摂取が原因で台詞を
    忘れてしまった自身にキレる様子や、会心の演技を共演した子役の少女に称賛され、
    感極まって思わず涙ぐむシーン等、見どころは多い。

    ○ノスタルジー
    音楽やファッション、車のデザインや音楽、細部の描写に至るまで、
    懐かしさに満ちている。

    ○映画史
    映画史に絡めて俳優という職業の悲哀を描出している。

    ○暴力描写
    勧善懲悪や復讐、暴力組織の掟などを題材にした暴力描写の定型からずれている。
    実際に起こった事件に対比させたパラレル・ワールド的な世界が提示された。
    これは殺人や暴力の罪を問われない物語を構築させるための前提となっている。

    構成は周到で、まず前半に、リックの過去主演作「マクラスキー 14の拳」が映し出される。
    これは、火炎放射器でナチスの将校を焼き殺すシーンがハイライトとなっている
    極めて残虐な作品なのだが、
    映画プロデューサーのシュワーズは、その出来栄えを褒めるのである。

    リックは「ドラゴン」と呼ばれる、撮影に用いられた火炎放射器を自宅の倉庫に保管していて、
    これは、マンソン・ファミリーのヒッピーの襲撃があった時にプールに落ちたヒッピーの
    セイディを、火炎放射器で焼き殺す行動の伏線となっているのだが、
    同時に、暴力描写を受け付けない観客を、このシーンで振るい落とし、
    排除する目的も兼ね備えている。
    ナチスという「絶対悪」を、終盤のマンソン・ファミリーの存在に重ね合わせて大義名分を与え、
    終盤の過激な暴力描写を観客に受け入れやすくさせる、という意図もあるだろう。

    ○キャラクターの描写
    実在の俳優に扮する人物が続々と登場することが生々しく、また、
    実在の映画作品の一部が物語の流れに沿って画面に映し出されるシーンも新鮮だった。
    シャロン・テート(マーゴット・ロビー)、ロマン・ポランスキー(ラファル・ザヴィエルチャ)、
    スティーヴ・マックィーン(ダミアン・ルイス)、ジェイ・セブリング(エミール・ハーシュ)、
    サム・ワナメーカー(ニコラス・ハモンド)、マーヴィン・シュワルツ(アル・パチーノ)
    ブルース・リー(マイク・モー)等。
    作中で使用された実在の映画作品は
    「サイレンサー第4弾/破壊部隊」(シャロンが自身の出演作を劇場で鑑賞)
    「大脱走」(リックがマックィーンの代わりに起用される可能性のあった作品とされる)
    ここで行われていたのは映画史にまつわる事実の書き換えだ。
    注意すべきは、決定的な書き換えはシャロン・テートの生死であって、それ以外は、
    ネタ的なレベルに留まるという事。

    チャールズ・マンソンとそのファミリーが出てきても、シャロン・テートに悲劇は降りかからない。
    だが、最後のシーンにシャロン・テートが登場したのを目の当たりにしたときに、
    痛ましさと胸の疼きが心の奥から湧き出てくるのを止めることができなかった。

    総評としては、新機軸の暴力装置を機能させるためのパラレルワールド的な疑似現実を
    作り上げた、という印象が、個人的には、拭い難く残った。
    一種の映像実験の素材としてマンソン事件が利用されている。
    一旦埋葬した遺体を掘り起こし、ゾンビの見世物として二次利用するような、
    道徳的に間違った手法がまかり通っているのではないか?
    という不愉快な気分が、作品を観終えた後も続いた。
    それでも、リアルタイムに本作を観ている間は、
    痺れるような映画的快楽から逃れることはできない。

    本作品は映画的快感と道徳的不快感がミルフィーユ状に畳み込まれた
    「怪作」であるといえるだろう。
    38人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年12月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    タランティーノ映画の集大成でありながら、優しさに満ちた作品です。
     特に、マーゴー・ロビー演じるシャロン・テートが自身が出演した映画を観に行き、まわりの観客の反応に対し、心から嬉しそうに微笑む場面がとても良いです。
     心がほんわか温かくなる大好きな場面です。
     ディカプリオ演じるリック・ダルトンが渾身の名演技をした後、涙を浮かべるシーンや、ラストシーンなど、本作は全体をとおしてホンワカ心が温かくなる場面が多く、タランティーノらしからぬといっては失礼かもしれませんが、とても良い感じに仕上がっています。

     また、シャロン・テート事件という実話を物語に絡ませていることから、たとえば西部映画撮影用の牧場オーナーである盲目の老人ジョージ・スパーンの世話と日々の雑用をするかわりに、ヒッピーたちが住んでいるといった事実などもうまく物語に取り込ませています。
     またタランティーノ映画の過去作を彷彿させる場面(例えばリック・ダルトンが出演した映画でナチスに火炎放射で攻撃する場面は『イングロリアスバスター』、プッシーキャットの名前は『キル・ビル』など)もちらほら登場し、まさにタランティーノ作品の集大成と言えるでしょう。
     さて、本作ブルーレイには本編ではカットされたいくつかの未公開映像が収録されています。
     たとえばリック・ダルトン出演作品(西部劇ドラマ『賞金稼ぎの掟』やタバコ『レッドアップル』のCMや3人の踊子の間で「グリーンドア」を歌う場面など)が、特典映像ではしっかり長めに収録されており、本編で一部だけ利用するためにここまでしっかり作り込むとはタランティーノのこだわりを感じさせます。
     チャールズ・マンソンが自身の音楽を売り込みに訪れる場面など、現実にあった場面もしっかり撮影されおり、本編では大幅にカットされ使用されたのは一部だけでした。演じた俳優も、これでなんとか浮かばれるでしょう。
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年7月28日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    話の元となるシャロン・テートの時間を予習せずに鑑賞しましたが、やはり予習するべきだと感じました。

    ただ、前情報が無くともリック・ダルトンが完璧に悪役を演じきったシーンは良かったです。

    また、ラストの火炎放射器のシーンも笑ってしまいました。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年4月3日に日本でレビュー済み
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    1969年に女優シャロンテートとそのお腹のお子さんが、カルト集団によって殺されてしまった。その痛ましい事件がもしこうだったら良かったのにという、タランティーノ監督の切ない想いが感じられる映画です。
    ヒッピー全盛のアメリカのこの時代の雰囲気が格好良く、ストーリーはわかり易いですし後半の痛快さも気持ちよかったです。最後のシーンはいつものタランティーノ映画な感じでした。
    役柄ですが、ディカプリオが演じるいまいちパッとしない俳優の浮き沈みし易い性格や、ブラッドピット演じるスタントマンの芯のブレない所、性格が正反対の2人の仲の良さなど、ふふっとなったり微笑ましかったりで楽しめました。
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  • 2020年3月9日に日本でレビュー済み
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    This films feels like Tarantino has too much confidence in his storytelling skills, which creates the best parts and the worse parts of the movie. When he is at his best, he dares to do things that threaten to push the movie in some unwanted and boring directions but manage to subvert expectations and end up being great, like when we enter a scene of a movie that's being made, for quite some time, and when we've forgotten that we were in a movie in a movie, the actor forgets a line and we're back to one level of reality. Tarantino not only has the writing chops to make it work, he also has Di Caprio at the top of his game who can switch from a character played by an actor to the actor himself during the same take, and this is amazing to watch. Some other times, his overconfidence leads him to overstretch some scenes that do subvert our expectations but not in a good way, like when he builds up a tension for a ridiculous amount to time only to end a scene without any satisfying ending in sight.
    The episodic style that was so tight in Pulp Fiction had us caring for any character he'd throw at us even though they didn't seem at first connected to any other, but in Once Upon A Time in Hollywood, it is hard for us to care for some characters who seem disconnected and uninteresting at the same time. It is sometimes literally like watching completely different movies. Which is probably the intention of the director, because for all its numerous flaws, this movie is clearly a heartfelt love letter to the making of movies and the actors who make them. And that's a good enough reason to watch it.
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  • 2023年5月27日に日本でレビュー済み
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    めっちゃ面白いw
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  • 2024年5月21日に日本でレビュー済み
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    普通に観るだけではよく分かりませんでしたが、解説を書いているサイトを読んで理解すると面白いと分かりました(アメリカでは有名な史実にフィクションを織り交ぜた形で、日本人には理解しづらいものとなっています)
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